金足農校歌
出典https://www.nikkansports.com/baseball/column/kunik…

秋田の金足農業野球部の甲子園の快進撃が止まりません。この日の相手は強豪の横浜高校です。あのピッチャー松坂の母校です。


さすがの吉田輝星投手も苦戦を強いられる、戦いになりました。序盤から横浜高校のペースで金足農は追いかける展開。よく吉田投手のストレート対策が見事にはまり12安打を打っています。

今日の吉田輝星投手はなんか体のキレがなく、重そうな感じでした。目がうつろでボールの制球がわるく、ストライクを取りに来た直球を狙われていましたし、球速も過去2試合に比べると明らかに遅い。

でもここぞという時、最少失点で抑えたのがよかったのでしょう。強打の横浜を4点に抑えたということです。その間、金足農は我慢しながらしぶとく食らいついた感があります。



横浜高校のエースを打ちあぐね、ホームランの2点のみ。追い風にも助けられましたし、意外に球が伸びました。

そしてその逆転の場面、2-4の8回1死一、二塁の好機。6番・高橋佑輔一塁手(3年)が中越え3ランを放ち逆転した。

注目点は前打者5番・大友が送りバントを失敗したときに、一瞬ですがピッチャーの板川選手が笑顔を作ったのでした。


ほっとして、仲間からの呼びかけに答えたと思うのですが、すぐに向かっていく態度に切り替えたのですが、ホームランを打たれてしまいました。



一球の怖さと言えばそれまでですが、緊張を切らさず集中して、勝負を急がずにボール球から入っていたらどうなっていたでしょうか?まして高橋佑輔一塁手は攻撃のタイムで何やら「策」を講じられていたからです。

 直前の伝令・菅原からの指示は「とにかく初球、思い切って自分のスイングをしろ」だったという。その際、気合注入のため菅原に背中を叩いてもらった。「秋田大会(3回戦の能代戦)でサヨナラ打を打ったときも、吉田に叩いて気合を入れてもらっていたので」。地方大会同様、気合をバットに乗せ、甲子園でも結果を出した。
引用https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000095-spnannex-base


横浜高校として、ゲームプランは間違っていなかったと思います。ただ勝利目前でするりと勝がにげていったのも事実。更なる勝負強さを引き寄せる心を手に入れないというのは酷なことでしょうか?

金足農が価値ある1勝と言われる最大の理由

金足農はベンチ入りの選手全員が県内出身、大半が学校の通学範囲内。中学校までは軟式野球の環境。これに対し、横浜には関東地方を中心に有力選手が集まる。戦力が充実し今大会は優勝候補の一角と注目されていたのはご存じの通り。

その強豪校を倒したのは単なるベスト8ではないと思いますよ。とっても価値があります。もちろんベスト8の顔ぶれのなかでも公立校は金足農のみ。



さあ、それでも吉田輝星投手は連投になります。疲れもあると思います。ですがプロになっている投手はそれらを経験して名のある投手になっています。松坂投手、ダルビッシュ有投手、工藤公康監督、桑田投手、菊池雄星投手、、、。その仲間入りできるかどうか?注目です。(でもスカウトする側からすれば、早く負けて欲しいそうです。肘や肩を壊す前に、、、。)

筋書きのないドラマ、、、。心技体プラス勝利の女神、野球の神様はどこを優勝に導かれるのか?100回大会の夏の甲子園から目が離せませんね。