まさかの話ですが事実、田口成浩選手が秋田ノーザンハピネッツと契約合意に至らず、Bリーグ自由交渉選手リストに公示されました。(※なお、秋田ノーザンハピネッツは引き続き田口選手と2018-19シーズンの契約交渉を続けてまいります。)
来季はb1での活躍が期待されていたのですが、これで、各b1チームと交渉できるようになりました。まあ、b2チームへは行かないと思いますが、こればかりはわかりません。プロですからね。
恐らく、「お金の問題」かな?と思います。
年収、、、。これってプロ野球のように、出来高払いとかできないのでしょうか?他のチームが今よりも、「500万アップするから来てくれ!」と必要とされるなら行くのがプロなのかもしれません。
【地元のTV特番より抜粋】
現在は秋田ノーザンハピネッツのスーツを着てスポンサーへのあいさつ回りに忙しい状況。途中、大好きなカレーを食べることも。あと2が月もしたら節制して、体を整えていくそうです。
そんな中、進路が決まっていないので複雑な心境だそうです。「チームに自分の気持が伝わらないのがしんどい」と吐露する部分がありましたが、それでも結果をだしましたし、プラスにとらえて、来期にまた伸びしろがあると、成長していくと切り替えればいいのではないかな?と思いました。
後は、彼は今年で29歳になるので、選手としてのキャリアを高めたい、そうした環境選びも視野に入れているようなのです。どこにいようが、情報は入ってくるし、活躍していれば県民の皆さんに答えることが出来る。30歳になったらそれこそ1年1年が勝負と考えているようです。
でも、ペップHCもまだ契約の継続していませんよね?だから来季のb1でのチームの方針とか見えない状態です。だから選手も迷う所があるのではないでしょうか?
本来ならいて欲しい選手はペップHCが説得しないといけないのではないか?
千葉ジェッツでの田口成浩選手が見られる?
田口成浩選手は秋田出身ということで、キャラクターもすっかり定着し、ブースターからも愛されています。秋田ノーザンハピネッツの顔として、様々な役割を担ってきましたのは当然の事実。それをそのまま来季も引き継いで、チームに根差してもらうのか、それとも新しい風をいれるのか?ここはいろんな意見があるでしょう。
「秋田のために引き留めろ」
「田口選手の意志に任せろ」
「一回出た方がいい」
「オイサータオルは使えないの」
これからも毎シーズンごとに、秋田ノーザンハピネッツのフロントも戦う集団としての判断をしていかなければ行かないと思います。ましてや、のちのち、「不協和音」の原因になってはいけません。
ただ、サッカー、野球、と違って、シーズン終了したら選手の出入りが激しいですよね?例えば、自由交渉選手候補でさえ、じっくりと選手を育て鍛えあげる(選手の伸びしろ、ガッツリ、攻撃、守備の連携の確認)のは、理にかなっていないのか?そうしている間に、降格の危機があるから、間に合わないのか?
バスケット選手のやり繰りは、なんか思っている以上に、複雑ですね。契約合意してシーズン始まるまで、練習する時間しかないのですね。その準備にかかっている。今シーズンヘッドコーチやフロントから印象の良かった選手や、可能性のある選手を集めて、いかにいい準備をするか?
それで、チーム構成がうまくいって、試合ごとに修正、成長し、成績が良ければ選手の入れ替えも少なくて済む、ということなのか。(もちろんその逆もありました。シーズン途中でトアーリン・フィッツパトリック選手を解雇して、クリス・カヨール選手を獲得しました。)では馴染みの選手の存在って難しいですね、バスケットの環境は。スター選手だけでなくて、記憶に残り、チームに溶け込む選手。野球やサッカー、バレー、ラグビーにはそれがあるのに。
どのチームにも欠かせない存在感のある選手がいるし必要です。今後秋田ノーザンハピネッツの存在感に田口成浩選手はなれないのか?
b1からb2へ1年で降格し、でもb2からb1へ1年で這い上がった歴史!このメンバーは語り継がれると思います。ある意味このメンバーで息の長い存在感を示してもらいたかったと思うのは、甘ちゃんでしょうか?
中山拓哉選手と白濱僚祐選手、小野寺祥太選手は選手契約が合意しています。(6月16日現在)
チームとしても成長を遂げないといけませんし、新しい出会いもあると思います。そして納得して集まった選手こそ、団結し、調和し、新たな目標に向かって行ける家族のようなものです。
私は誰がいようと、秋田ノーザンハピネッツの選手は親戚みたいなものと思っているし、いつも応援して支えようと思う。チームを去るときも、本当に残念がるし、「でもありがとう」と感謝するし忘れない。
対戦相手になって、秋田に来ても、秋田のブースターは「おかえりー」と発するに違いないし。だってチームのために頑張ってくれた人だから。
さまざまな「試練」を越えて
ぜひとも、b1の舞台で「新生秋田ノーザンハピネッツ」を見せて下さい!
水野勇気社長インタビュー
「楽な試合はなかったが、レギュラーシーズンで勝率9割というのは素晴らしい。ペップHCの手腕」
今秋、再びB1の壁に挑む。現状、大黒柱のSG田口成浩主将(28)が自由交渉選手リスト入りしており、去就が決まっていない。
「B1残留を最低目標に、東地区という激戦区でPO進出をどう狙うか。ペップHCは基本的に続投の方向で、細かい部分を詰めているところ。今季同様、アグレッシブなディフェンスを継続したい。B1でもそうは無いチームスタイルなので、どこまで通用するか楽しみ。田口はもちろん残ってほしいが、こればかりは相手のある話なので…」
秋田がbjリーグに参戦したのが2010年。水野氏はチーム創設のための署名運動から参画し、26歳で社長に就任した。今後のクラブ運営のビジョンは?
「売り上げを伸ばさないと良い選手が取れないという現実がある。今季は6億円ちょっと。B1では中位グループだが、上位に入るには2020年に10億円に乗せたい。来季は7億5000万~8億円が目標。今季のホーム観客数は平均3000人余だったが、常に4000人以上入れたい。スポンサーを増やしていくことも重要になる」
将来的な夢もある。
「B1優勝は当然。いずれは“体育館”ではなく“アリーナ”を秋田に…という思いがある。地元の人がバスケットなどの各種室内プロスポーツやコンサートを臨場感たっぷりに楽しめる施設。自治体と連携してということになるが、スポーツエンターテインメント実現の場をつくりたい」