家族や恋人から「昨日、すごいいびきかいてたよ」って言われたことはないですか?いびきは自分では分からないところで周囲の人から指摘を受けないと気づくことが出来ません。
いびきは単に疲れていたり、うるさいだけでなく何か大きな病気の前兆となっていることがあります。ですので、そんな指摘を受けたときはどんないびきをかいていたのか詳しい様子を聞いてみましょう。
いびきには、「一過性のいびき」と「習慣性のいびき」があります。
一過性とは毎晩ではなく、疲れているときやお酒を飲んだとき風邪で息がしづらい時のいびきです。このいびきは原因を取り除けば解消しますので安心してください。
気を付けなければならないのが「習慣性のいびき」
最悪の場合死に至ってしまうこともあるのでいびきが習慣づいてしまっている方は要注意です。
●肥満によるいびき
肥満体型の人はいびきがかきやすくなります。
喉の周りに皮下脂肪がついてしまうと、脂肪の重みで喉が圧迫され気道が狭くなってしまいますので、いびきをかいてしまいます。
過度の肥満の場合、気道が塞がってしまうこともありますし、肥満は生活習慣病の原因にもなりますので適正体重の維持に努めるようにしましょう。
●睡眠時無呼吸を伴ういびき
よく無呼吸症候群といいますが、うるさいいびきをかいていたのに、急にいびきが止まり呼吸も停止してしまうことをいいます。
これは非常に危険ないびきです。睡眠中に一定時間、呼吸が止まることは”病気”です。だいたい、10秒以上にわたって無呼吸が続くと、睡眠時無呼吸症候群と扱われるそうです。
無呼吸のままで窒息することは無いそうですが、苦しくなり目を覚ましてしまっては、上質な睡眠をとることが出来ず、余計疲れてしまいます。
睡眠はせっかく身体を休める時間なのに、無呼吸症候群になることで悪循環に陥ってしまいます。無呼吸症候群だと感じた人は、専門機関にすぐに相談しましょう。
●扁桃炎・扁桃肥大が原因のいびき
扁桃腺というのは、喉の両側にある部位になります。呼吸の際、空気中の細菌やウイルスを吸着し、体内への侵入を阻害する免疫器官です。
扁桃炎を起こして扁桃腺が腫れると、喉の両側が腫れ上がりますから、当然気道が狭くなります。そうするといびきの原因となりますのでこちらも注意が必要です。
いびきに関することは自分では気づきにくいところになるので、家族や友人、恋人などのいびきの異変に気付いたときは必ず本人に伝えてあげましょう!
⇒1日10分家庭でも簡単にできる!いびきストップ完全マニュアル