ホンダFIT(フィット)のe:HEVホームはマイナーチェンジをして、パワーアップされたようですね。フィット4と呼ばますので4代目なんですね。私はあなたがご存じ?かどうか知りませんがシャトルのオーナーで7年目に突入しました。今年の11月には3回目の車検であります。

さて、シャトルの時はゴルフヴァリアントも考えました。なので今回もT-Crossクロスとの価格や燃費、装備で比較しました。フォルクスワーゲンのコンパクトSUVで1000CC3気筒ターボは魅力的です。価格はなんだかんだで350万ぐらい。日本車も質が上がり、価格も高くなっているので購入候補かなと思います。それでも輸入車にしては安い。結構フィットから乗り換える人もいるし、またその逆で、フィットに乗り換えるワーゲンユーザーもいる。ガソリンや、タイヤなどコストパフォーマンスは国産に軍配が上がるだろう。ただし、所有する喜びはそれをもってしても得難い部分もある。とちらを選ぶかは実に悩ましい。

まずはこのお正月に「ハッピーホンダ」のイベントがてらフィット ホーム 2023に試乗の機会を得ましたので報告しますね。残念ながら4WDになります。

エンジンはDOHCですよね?ホンダお得意の内燃機関です。

e hev 仕組み

ハイブリッド仕様のモーター最高出力は10kW(14ps)引き上げられて90kW(123ps)に向上したことで、電動車ならではの発進加速フィールをより強く感じられるようになった。しかも燃費も向上し、FF仕様を例に見ると、マイナーチェンジ前の27.2〜29.4km/Lから27.1〜30.2km/Lへと向上している。
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17575465

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ホンダフィットのフィヨルドミスドパール色、少し水色っぽい色だ。私の狙いは外装はまだ決めていなくて、シートは断然、グレーホワイトと決め込んでいた。乗り込んで試乗スタート市外からパイパスへ。途中信号で一番先頭の位置からアクセルを踏み込んだ!!!

「えっ???」踏み込んでから加速まで若干、タイムラグというか、応答が鈍い。中間加速40キロから踏み込んでもうーん加速はあとからついてくる感じ。「もしかして?」とエアコンをオフにした。少し解消した。でもワクワクしなかった。

フィット ホーム マイナーチェンジ

乗り味はしっとりして静かだ。ここは申し分ない。しかしいざという時の加速が、もっさりしてしまっている。4WDということの味付けなのだろうか?FFは軽快だろうか?疑念を感じてしまった。

EVからエンジン直結までのタイムラグの味付けなのかな?
はい。ガソリン車の名残りで、アクセルべた踏みでどんどん加速してマックスに達するというのは、その通りでしたが、実はハイブリッド車には当てはまらない気がします。ある動画で指摘していてわかったのですが、アクセルべた踏みより50~80%ぐらいの方がググっと前に出る。そのような癖があるようです。

※後日佐川氏がFFのフィットを持ってきて試乗させてくれた。市内や高速を走った。アクセルの応答性はやはり4WDとは違って、まだ許せる範囲でした(笑)ストップ&ゴーの加速は若干のタイムラグあり。これはしょうがないのですね。慣れれば良しと。40キロからの中間加速はトルクフルでよかったですね。ホンダサウンドもグッド。

自分は確かに「走りや」みたいな運転はしない。高速クルージングも快適そうだ。しかし、瞬発力がないのだ。少し遅れてぐいぐい加速はする。

フィットrs スペック

これだったら現行のシャトルの方が、アクセル応答性は良くて、モーターのアシストも早く、車の挙動も素直で機敏、操作感がいいのに改めて気づかされた。シャトルはスポーツモードもあるし、パドルシフトもある。貴重な存在なんですね。

なので現行フィットの味付け、立ち位置が明確に分かったような気がした。「心地いい」そのままのキャッチフレーズなのだ。だから過度な刺激はないというか必要ない。これを目指している。

すべて温かい雰囲気のまま移動するのだ。これはこれですごいことだと思う。

なのでそれと明確化してのRSの誕生ということだ。RSへの選択に心が動いてしまった。でも残念なことに、試乗車がない。
価格は234万円。なんだかんだで250万ぐらいだろう。スペック的にはスポーツモード搭載なので、ホームよりは刺激的だろうし。

まず本当にYouTubeの動画だけでは、わからないと思う。実際に少しの時間でいいので、アクセルを踏み込んでほしい。日常そのような運転はしたことがないし、じんわりとした加速で満足ならば現行フィットホームは買いだろう。あなたのその世界を壊されることはないでしょう。

でも追い越し加速した経験をしているあなたは、すぐにもたつきを実感できるだろう。ただ、時間の経過とともに、感覚的にそれを受け入れ、いつか満足するのかもしれない。試しに機会があればシビックやN-oneターボを乗ってほしいいし、そちらのフィーリングのほうがあっているだろう。また新発売の2000㏄のZR-Vも試乗してほしいと思う。
乗り心地に関しては、花まる!しっとりしていて、ごつごつした感じはなかった。静粛性もあり、心地いい。

現行シャトルの方が乗り心地は固いと思う。それでも長距離で疲れたこともないし、京都、四国も快適だった。車の質は昔より上がっているのだろうと思う。まあ、ワンダーシビック、アコード、オデッセイ、フリードと乗ってきて、フリード以外いうなればホンダのDOHCの息使いに魅了されてきた私です。

ホンダDOHCはそもそも官能的で、唸るような苦しさは皆無だったし、エンジンと対話できる存在だった。そのらしさが感じられるうちは、そのような車に乗っていたい。いずれ電気自動車にとって代わる日が来るのだろうけれど。そう思います。

車は高い買い物です。面倒くさがらず、自分で試乗してみて「やらない後悔」を避けてほしいと切に願います。あなたの感性にマッチした世界を大事にしてほしいです。