秋田ノーザンハピネッツは先のアーリーカップでの敗戦で危機感がいっぱいです。それもそのはず、去年はB2に降格も、アーリーカップでは圧勝しましたし。ペップHCの求める激しいディフェンスに手ごたえを感じつつ、自信を持ってシーズンに入ることができました。
今シーズンはb1に昇格した秋田ノーザンハピネッツは7名の新加入選手が入り、全員が激しいディフェンスを体現できる選手とのことでしたので、がぜん期待が高まります。青森、愛媛、名古屋からの移籍選手とは昨年対戦しているし、負けていませんし、当時の秋田のディフェンスの激しさを知っていますので、合流もたやすいかと思っていました。
ましてや、新加入選手も「秋田の激しいディフェンスを取得して、やってやろう!」と意気込んできたはず。ましてその場所がB1の舞台ですから、b2のカテゴリーとは注目度だって違います。
本格的な練習は8月中旬からですが、明らかに去年と比べても遅い。気になる連携の仕上がり具合は、アーリーカップで不備を露呈してしまいました。ジャスティン・キーナン選手の活躍がせめてもの救いだったでしょうか?でもそれに頼るのは危険なのがバスケットです。チーム力で戦えないとb2への降格が見えてくるのですからー。
秋田ノーザンハピネッツ昌原LGセイカーズと激突
9月15、16日に秋田市のCNAアリーナで午後2時から韓国プロリーグ、KBLの昌原LGセイカーズと国際親善試合を行います。ここでは先の東北アーリーカップで見えた守備と連携の課題をどこまで解消できたか?大注目されます。
現在、秋田ノーザンハピネッツは危機感を強めています。12日の練習では4対4、5対5の激しい練習を行い、ペップHC殻だけではなく、選手間でもお互いの動きについて厳しい指摘が飛んだようです。
ペップHCはアーリーカップを振り返り、「いつでも全て勝つ気で試合に臨んでいるが、必ず、障害はある。」と語りました。「選手は努力しているが、今はチームが3歩進んでは2歩下がるような状況。安定して成長し、求めるバスケを100%完璧にこなせるように練習していく」と前を向きました。
現在b1の東地区で、仕上がり具合がいいのは東京Aです。だって主力がいないのに、アーリーカップでは優勝しましたし。これは練習量の質の差かもしれません。
今の時期は各チームはプレシーズンマッチを重ねて、チーム状態を確認しているところです。チーム再編したところは大変で、チームメンバーの動きがないところは熟成を重ねていきます。
たのむぜ!秋田ノーザンハピネッツ!今は目の前の課題を全員で克服してもらいたいです。そしてその先の勝利を勝ち取っていってほしいです。