いろんな快眠方法がありますが、なかなか眠れない時ほど、焦って考えてしまい、もしかするとこれって不眠症なのかもしれない?と思って不安になるときがあります。ですがまず、自分の寝室の環境をチェックしてみてください。快眠のためには寝室の環境を整えることが先決です。完璧な状態にできなくても、出来るだけ理想的になるように、6つのポイントを紹介しますね。
1音:騒音に邪魔されないように、静かな環境を確保
外の音などで目を覚ましてしまい、その後なかなか眠れなくなってしまうことはありませんか?これは寝ていても、「音」には反応してしまうのですね。寝室は雨戸や厚手の遮光カーテンで、静かな環境を作ってください。できれば図書館並みの静けさがいいと思います。ですがあまりにも「シーン」とした空間に緊張する方もいますので、癒しの音楽を聴くのもいいですね。
2色:安らぎを感じる、落ち着いたカラーでまとめてみる。
色が心に与える影響は大きいものです。特に寝室では、安らぎを感じる落ち着いた色でまとめるのがいいです。アイボリー系、グレー系、ブラウン系とかいいですね。間違っても、黄色や赤系統は避けてください。神経を高ぶらせてしまいますので。夏の暑い季節ですと、グリーン、やブルー系でまとめますと、快適な涼しさを体験できますよ。
3温度、湿度:冬15度、夏25度湿度50%が快眠の目安
冬は15度、夏は25度が快適な眠りのための室温の目安となっています。その際の湿度はいずれも50%です。意外と無関心になっていると思いますが、ぜひチェックをしてみてください。特に室内エアコンを使うときはそのままつけっぱなしだと、乾燥しすぎて、のどを痛めたりするので、寝た1時間後に消し、起きる1時間前につけるタイマーを利用するのがいいですね。
4空間:寝室は出来る限り、ゆとりある広さを確保
それぞれ、住環境がちがうので一概には言えませんが、寝室はリラックスするためには、ある程度ゆったりとした空間が欲しいです。自分で利用する場合でも、6畳はほしいです。夫婦ですと8畳からがベストです。そして空気の循環、換気等も大切です。足元は広くして、家具も背の高いものは威圧感を与えてしまうので低い家具がいいですね。
5匂い:アロマ等でリラックス効果
嗅覚は意外と睡眠と深い関係がある用です。香りで心身がリラックスすると、良質な睡眠が得られるのですね。自分好みの匂いでいいのですが、特にお勧めするのが、自律神経に作用する、エッセンシャルオイルがいいです。副交感神経に作用し、緊張感を緩める場合には、ラベンダー、ローズ、カモミールがあります。
6照明
睡眠に適した寝室の明るさは、ぼんやりと薄暗い程度の明るさがいいと言われています。まぶしいと直接目に刺激を与えますので、間接照明や調光機能の照明が適しています。暖色、安らぎの色合いですよね。またせっかく布団に入ったのに、スマホを見る人がいますが、あのブルーライトがくせものなのですね。脳を覚醒させるので注意が必要です。また夜に熟睡できないで昼に眠い人は、日の光、太陽を浴びるといいといいます。いわゆる、「体内時計」を整えて、自然な睡眠リズムを作ります。朝起きたら、早速、カーテンを開け、太陽の日差しを浴びる習慣もつけてくださいね。