せっかく減量をしても、リバウンドをして前より体重が増えては元も子もありません。減量に伴うリバウンドは、どうして起きるのでしょう。減量に取り組んだことがあるなら、リバウンドを知る人は少なくありません。
リバウンドとは、減量で減らした分の体重が元通りになってしまったり、それ以上に太ってしまうという減少です。減量し、リバウンドし、また減量し、リバウンドしとリピートしていると、どんどんダイエットがしづらい体質になります。減量するとリバウンドしやすくなるのは、何が理由でしょう。
人間の体は、急激な環境の変化に対応する機能を持っています。今まで食べていた食事の量を減らし、体内に蓄積されている脂肪を燃焼せようとすると、人体は食事の供給量が急に減っても命を保とうとし始めます。
摂取カロリー量が減っても生命維持ができるように、人体は代謝を落とし、1日に消費するカロリーの量を少なくして、生きていくための大事なエネルギーを少しずつ使おうとします。
一旦この状態になってしまうと、途中で急に減量を中断して、元通りの食事量に戻してしまうと、一気に体重が増えてリバウンドします。減量をしている時は、体重が思うように減らない時があります。
リバウンドを防ぐには、体重が一向に減らない時期に入っても、減量を諦めないことです。
リバウンドをしない減量の方法
減量にはリバウンドがつきものです。そのつもりで減量をする必要があります。何をすると、リバウンドを避けることができるものでしょうか。
減量をしながら、基礎代謝が下がらないように筋肉をつけることは有効です。食事量を減らすことは減量効果があることですが、筋肉の量が少なくなって基礎代謝が下がり、脂肪を燃やしづらくなることがあります。
減量中でも、運動をして筋肉増強をはかったり、低カロリーでたんぱく質の多い大豆や、赤身肉などを摂取して、基礎代謝を上げていきましょう。
体に必要な栄養素は食事でしっかりとって、減らしすぎないようにすることで、骨や筋肉の強化がはかれます。減量のペースは、一ヶ月につき体重の5%以内にします。
体重の減りがゆっくりになった場合でも、ダイエットは継続しましょう。強引な減量にならないようにすることも、リバウンド対策として有効なことです。
健康を阻害してまで、極端な減量に取り組むという人もいるようです。世間の価値観を鵜呑みにしないで、自分の目で確認し、判断をすることが大事です。
リバウンドをしないように心がけなから、減量に取り組むということが、大事なことといえます。リバウンドしやすい減量といえば、食事の分量を著しく減らして、体内の脂肪を燃やそうというものです。