口内環境が悪化していると、虫歯や歯周病はもちろんでございますが、腸内のバランスや免疫の低下で風邪が引きやすくなってしまいます。
そのため口内環境を整えることは、健康な体を作るために重要なことといえるでしょう。
口内環境を整えるための基本となるのは、毎日の「歯磨き」です。
あなたは正しい方法で歯を磨くことができていますか?
今日は意外と知らない「正しい歯磨きのしかた」についてご紹介します。
●正しい歯ブラシ・歯磨き粉の選び方
まずは、正しい歯ブラシ・歯磨き粉を選びましょう。
歯ブラシは毛先がギザギザのものよりも、均一になっている方が力が均等になりきちんと磨けます。
植毛形態は縦3列で、長さは親指の幅くらいのものが良いでしょう。
歯磨き粉の中には汚れが落ちやすく、歯を強くする、フッ素成分が含まれているものが良いでしょう。
歯磨き粉は歯ブラシに1?程度乗せた状態が適切です。
●正しい歯磨きの方法・時間
歯ブラシは歯に直角に当てて磨きます。
一番奥の歯や凸凹している部分、歯茎が下がっている部分は、歯ブラシを縦に入れたり、斜めに入れたりして磨きましょう。
歯を磨くときは磨き残しを防ぐために、磨く順番を決めて磨くことが大切です。
そして舌で磨き残しがないか、歯の表面がツルツルしているか確認しながら磨きましょう。
そして磨く時間は最低でも15分はかけて磨きましょう。
●歯磨きと併せてデンタルフロスをやりましょう
虫歯・歯周病の原因となるとは、歯垢が残ってしまうことです。
歯と歯の間に挟まった歯垢は歯ブラシで磨ききることは難しいです。そのため歯ブラシと併せてデンタルフロスを行いましょう。
毎日フロスをすることが正直めんどくさいです。
でも歯垢はどんどんたまっていきますので、毎日やるのは難しいという人は、2、3日に1回、最低でも週に1回はデンタルフロスを行いましょう。
歯の専門家の歯医者さんでも歯垢を残さず落とすことは、難しいと言われています。そのため私たちはより丁寧に、正しい方法で、歯磨きを行うことが大切です。
「たかが歯磨き、されど歯磨き」です。
自分の歯磨きを見直して、今日から正しい歯磨きを心がけましょう!