しわたるみ
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いよいよ、秋本番。寒さの訪れとともに乾燥が進み、肌のうるおいが奪われやすい季節です。この時期特に肌がカサつく、夕方になるとシワっぽくなる、、、という方も多いのではないでしょうか。さらに暖房などの空調によっても、肌は乾いていくことに。そんな秋冬の乾燥がカサつきやシワの原因になることは、よく知られています。しかし、たるみの原因も元は乾燥、ということもご存知でしょうか。

渇きによる肌のしぼみがたるみ開始のサイン

肌が乾燥してうるおいが不足すると、角層のキメが乱れて本来の整った形ではなくなります。そして表皮にある角層細胞の端がめくれ、バリア機能が働かない状態に。そのためさらにうるおいが逃げ、乾燥が進む、、、という悪循環となります。


角層乾燥の悪循環が続くと、肌から水分が抜けることで、パンと張った水風船がしぼむようにハリがなくなります。それが、たるみの第一歩となるのです。


肌細胞の衰えると

角層から真皮にかけての乾燥が進むと、肌機能がスムーズに働かなくなります。新たな肌細胞を育む環境も整わないため、ターンオーバーが乱れ、未成熟なままの細胞が角層に押し出されることに。


ターンオーバーが正常な肌は、基底層で新たな細胞が作られると有棘(ゆうきょく)層→顆粒層→角層と進み、最後は垢となってはがれ落ちます。きちんとうるおいを保って肌細胞が成熟する環境が整っているから、ひとつひとつの肌細胞がぷるんと栄養たっぷりの状態で表皮内に存在し、ハリのある肌となるのです。


しかし乾燥でバリア機能が壊れた状態になると、修復のために新たな細胞を作るよう基底層にシグナルが送られ、細胞の増殖スピードが早まって、不完全な細胞が送り出されます。十分に育つ前に角層へ向かって進み始め、形もふぞろいなため、表皮内がスカスカに。

こうして、乾燥が進行すると表皮内にある水分が抜けるだけでなく、表皮内の肌細胞自体もスカスカになってしまい、本格的なたるみにつながってしまうのです。

コラーゲン、プラセンタで補給

こんなたるみの悪循環に陥らないために大切なのが、角層のすみずみまでうるおいで満たすスキンケア。



壊れてしまったバリア機能補修のためには、セラミドが配合されているものがオススメ。角層のすきまを埋める細胞間脂質をサポートしてくれます。そして、うるおいを与えるコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンも大切。さらに、ハリ感をもたらすプラセンタもプラスして。



このように、たるみケア成分を凝縮したスキンケアで毎日バリア機能の補修を行い、肌をふっくら押し上げることが大切。見た目年齢を一気に上げてしまう「たるみ」とは無縁の、引き締まったハリのある肌を手に入れましょう!