読書感想文の書き方で悩んでいるなら!低学年向けのポイント
長期休みの宿題として、読書感想文が出る学校はよくあります。中には、読書感想文の書き方が分からないために、休みが始まる前から憂うつな気持ちになってしまうケースが見受けられます。
特に、低学年は作文の指導が始まったばかりですから、余計に悩んでしまう傾向があります。低学年向けの読書感想文の書き方にはポイントがありますので、要点をチェックしながら対策を練りましょう。
まずは、子どもが大好きな本を選ぶことが大事です。
背伸びをして難しい本を選ぶと、子どもが読みにくいと感じてしまいます。ファンタジーや冒険物語など、子どもが好みそうなジャンルから本をピックアップして、自分で選ばせる方法は有効です。
さらに、子どもが好きな登場人物が出ている本なら、感情移入をしやすいので書きやすくなります。人間だけではなく、動物が主人公の本も適しています。
また、挿絵がついている本もおすすめです。
子どもがイメージをつかみやすいので、ストーリーをしっかり頭の中に入れることができるからです。
子どもが気に入ったことを確認したら、読書感想文を書く前に何度か質問しましょう。登場人物やストーリーについて理解しているかどうか確かめることができます。
尚、実際に原稿用紙に向かう前に、場面ごとに心に残った感想を尋ねてみる方法は効果的です。
文章を組み立てるヒントになるからです。ドキドキしたり、ハラハラしたり、心を動かされた場面は要チェックです。その場面を詳しく書くことによって、読書感想文にふくらみを持たせることができます。
感動したことを中心に書くようにすれば、読書感想文をスムーズに書き進められます。最後に、場面と場面が自然につながっていることを確認しましょう。