「土用の丑の日」といえば、「うなぎ」
でも土用の丑の日にうなぎをなぜ食べるのか、ご存知でしょうか?本日は、意外と知らない「土用の丑の日」について、学んでみますね!
◇そもそも「土用の丑の日」って何?
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬より、約18日間のことを言います。
「丑の日」とは、十二支の干支の丑になる日です。
古くから今年の干支以外にも、方角や日にちを数えるのにも、使われていたのです。
もう分かった方も多いと思いますが、この「土用」の18日間に訪れる「丑の日」のことを【土用の丑の日】といいます。
一般的にうなぎを食べるのは夏の土用の丑の日ですが、実は四季に渡って土用の丑の日は存在するのです。
◇なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるの?
うなぎを食べるようになった理由は諸説ありますが、その中で1番有名な説をご紹介します。
日本では「丑(うし)の日」に「う」の付く食べ物を食べると、縁起がいいと言われてきました。そのため古来からうなぎ屋さんが土用の丑の日に看板を出すようになったそうです。
そのため、「土用の丑の日」=「うなぎ」という風習が定着されたそうです。
◇土用の丑の日の中でも夏限定なのはなぜ?
実はうなぎの旬は夏ではなく冬なので、夏にうなぎは売れなかったそうです。
そこで先祖の習わしにものっとって、夏の土用の丑の日にうなぎが売れるように、夏バテ防止、食欲増進とうたって販売したのがはじまりだそうです。
コンビニでも毎年時期になるとウナギの販促が見られるくらい、土用の丑の日は身近なイベントになってきましたが、実は夏がウナギの旬ではないということは知らなかったのではないでしょうか?
でも・・旬でなくともどの季節に食べるうなぎも、本当においしいですよね。今日の晩御飯はうなぎで決まりですね!