ああっ、やっぱり移籍ですね。それも、同じ東地区、千葉ジェッツですよ!!!7シーズンいた秋田ノーザンハピネッツを出る決意は相当悩んだと思います。その理由とは?
「大学の時の夢がプロバスケットボール選手になるという夢でした。その夢を地元秋田で実現し、皆様の前でバスケットを出来るというこれ以上に幸せな事はありませんでした。そこから7シーズン秋田でプレーさせていただいて、何も分からなかった自分が少しずつ成長出来たのも今まで自分と携わった全ての監督、コーチ、チームスタッフ、フロントスタッフ、そして、どんな時も支えてくださったブースターの皆様のお陰です。秋田が大好きだからこそ、もっと全国に秋田の名をという想いで、ひたむきに、がむしゃらにチャレンジしてまいりました。その想いはこの先もずっとずっと続いていくと自負しております」
「秋田から離れるという事は、簡単な決断ではありません。もう一度今まで以上の覚悟を背負って、自分の夢に向かって挑戦して、選手としても人としても成長する為の決断でした。どんな時も秋田で培った経験を最大限に生かし、田口成浩という名を、全国に轟かせていきたいと思います。今までどんな状況でも支えてくださり本当にありがとうございました」
もう一度成長する場を選んだということですね。それにしても、千葉ジェッツの中で溶け込むことができるかどうか?そう簡単なことではないと思います。
また、秋田ノーザンハピネッツとの対戦も楽しみですよね。田口選手からすれば、ペップHCの考えていることが分かりますし、それに伴って戦術も立てやすい。
でも秋田側からしても、田口選手の癖やポイントも知っています。ガチンコ勝負は見ごたえ十分。田口選手が千葉のユニフォームをきて秋田に凱旋する姿にブースターはどう応えるのでしょうか?
本日地地元TVの記者会見があります。
詳しくはまた後で記述しますね。
【追記】
田口選手の夢、、、それは東京オリンピックに出たい、代表になる!ことでした。そのための環境、自分自身を振り返ると、、、果たして自分はうまくなっているのか?バスケットスキルは上がっているのか?を問うたら「全然でやばいよね」と。そのために秋田を離れる決断をしたとのこと。いばらの道です。
秋田を離れるのは寂しいし、悲しいし、ブースターのことを考えると、申し訳ない気持ち、感謝の気持ちで涙いっぱいにしていました。
純粋な気持ちの持ち主です。
【田口選手の説明】
「移籍の決断は簡単ではなく、すごく悩んだ。他の球団の評価も判断材料になると思い、自由交渉選手の公示をお願いした。水野勇気社長は『田口が必要だ。何があっても来季も取る』と言ってくれて嬉しかった」
「今季は勝っていても不安要素はあった。解消するには練習するしかないがチームメイトとの温度差を感じる時もあった。安心しているような場面を見てしまうと、残念というか、悔しいというか。一方で、自分が成長するためにはこのままでいけないと判断した。
【質疑応答】
移籍決断の決め手は?
「いろんな球団から話があった中、千葉ならプロになった時と同じ気持ちで打ち込めるのではないかと思えた。1からスタートして通用するか確認したかった。B1で秋田がどれだけやれるか興味はあったが、今挑戦しないで、次の機会があるか、年齢を考えたら今でないかと。」
ブースターに対しては?
「どんな時も『秋田でプレーしてくれてありがとう』と言ってくれた。ただ、人生は一度しかない。今まで以上に心を込めてプレーする。」
千葉には秋田で一緒だった富樫勇樹選手がいる
「同じチームでバスケットができる喜びは大きい。仲が良く彼を尊敬しているが負けたくない。」
秋田と戦う場面もある
「正直、秋田には来たくない。支えてくれた皆さんの前でプレーするのは、今の気持としては怖い」
東京五輪出場が夢だというが
「日本での五輪が生涯に一度あるかないか。出場の可能性があるとすれば、目指さないのはもったいない。チャレンジは素晴らしい経験になる。結果を出すことが評価につながると思う。
キメゼリフ「おいさー」は続けるか?
「もちろん。角館を広めるためだから。千葉のあれだけの観衆の前でやらずにどこでやるんだと」
秋田での試合はブーイングを浴びるだろう
「それは愛情なのではないか。楽しみです。」
【ブースター思い交錯】
「田口ハピネッツ抜けるとか泣ける」
「本当に悲しい。これからどうなるのか」
「知名度が低かった、ハピネッツを県民球団にしてくれてありがとう」
「千葉で大活躍しないと許さんぞ」
「本当の意味で一流になっていつかまたハピネッツに」
「秋田戦だけは、絶対に活躍させないから。シゲがうらやましくなるくらい素敵なハピネッツつくってよ」
「シゲにはブーイングを浴びせましょう愛情の裏返しとして」
「田口がいない秋田もいずれ考えなければならないので、長期のチーム作りを考えたらプラスともとれる」
「全選手が秋田でやれるのが憧れとなるような球団に成長してほしい」
「これからもハピネッツな前に進みブースターの期待に応えて」
千葉のブースターから
「田口選手が好きだったけど、千葉でプレーしてくれるのすごい嬉しい」
水野勇気社長から
「残念だが秋田に貢献してくれてありがとうと言いたい。秋田出身のプロとしてキャリアが素晴らしいものになって行くことを願う」:秋田魁新報より引用
さあ、感傷に浸るのはここまで!新しい未来、明るい未来に向けた取り組みはもう始まっている。成功を引き寄せるには、努力の仕方にあります。どう人生、輝いたか?目が離せません。それは決して他人事ではなく、スポーツに限らず、何歳からでもスタート出来て、道は開かれるのですから。